発達障害、精神障害、知的障害などなど、さまざまな障害名が飛び交う昨今、頭を整理するために発達障害についてのブログを書いてみました。
●目次
発達障害の種類
発達障害は一人ひとり症状や特性が異なって、様々な特性を併せ持っている人もいますが、現在は大きく分けると以下の3つのタイプに分類されるらしいです。
自閉症スペクトラム(ASD)
2013年のDSM5
で初めて登場した。最近の調査では子どものおよそ20~50人に1人が自閉スペクトラム症と診断されるともいわれています。
男性に多くみられ、女性の約2~4倍という報告があります
対人関係・社会性やコミュニケーション能力に困難があり、興味や関心の幅が狭く物事に強いこだわりがあり、同じ行動を繰り返したり、柔軟な思考や変化への対処が難しい人もいます。
ASDの中にも様々なタイプがあり、知的障害や言語障害を伴う場合もあります。
診断名や基準によっては
などに分類されることもあります。
過剰診断の疑いのケースもあるようです。
何か変だよ、日本の発達障害の医療 【後編】過剰診断・治療 - 所長ブログ
過剰診断のケースもあるという話もあるようですね。
2019/03/17 12:42
自動車ばかりで遊んでいる、遊び方に決まりがあるなどの行動の特徴はあるのですが、こうしたこだわりは普通の子ども(定型発達児)にも見られるものなのです。自閉症スペクトラムの診断基準(DSM)には、こだわりの内容について「非常に制限され、程度や対象が異常なこだわり」とちゃんと書かれています。特定のものへのこだわりが強いからといってすぐに自閉症スペクトラムと診断してよい訳ではないのです。
平岩幹男さんの、
という本を読んだら、社会性の障害の、人と関わることが苦手、の項目は、客観的に、見て社交不安と見分けがつくのかな?と疑問に思った。
僕自身は自分を社交不安だと思っているけど、人と視線を合わせられない、コミュニケーションのやり取りが出来ない、などが結果的に起こりますが、それは不安の要因が大きいような気がする。
ADHD(注意欠陥・多動性障害)
特徴
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気が散りやすい
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集中力がない
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忘れっぽい
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落ち着きがない
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思いつきで行動してしまう
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しゃべりすぎる
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待てない
などなど。
これらの特徴により年齢に見合わない不注意、多動性・衝動性によって学業や日常生活に支障が出てしまいます。
感情や行動のコントロールをするのが自分では難しく、また周りから批難や叱責を受けてしまいがちになってしまい、悪循環に陥るケースもあるようです。
ADHDで最も重要なのは「早期診断」です。ADHDは早期に発見をしてトレーニングをすることで症状を抑えることができるらしく、ADHDと知らずに子どもを叱り続けてしまうと、人格形成に影響が出たり、うつ病になってしまったりする可能性があるようです。
学習障害(LD)
知的発達に大きな遅れはないのに、書く・読む・聞く・話す・計算するといった特定の行動が困難な状態です。多くの場合は学齢期になってはじめてわかります。
読む能力はあっても書くのが苦手、数学だけが理解ができないなど、得意不得意の差が大きかったり、ある特定分野に偏りが見られたりすることが多いです。
困難のタイプによって、読字障害、書字障害、算数障害などに分類されることもあります。
原因は何?
現代はしつけ、教育ではなく、脳の発達のアンバランスと考えられているようです
昔は、親の躾のせいと言われた時代などもあったようですね。
扁桃体の働きが弱いと不安を感じやすいらしい。僕はひょっとして、扁桃体の働きが弱いのかもしれない。
二次障害に気を付けよう
発達障害の二次障害は、副交感神経が働かなくなったり過酷です。
まとめ
身長など分かりやすい発達と違い見ただけでは分かりにくいのが発達障害。脳の発達のバラツキは分かりづらく、勘違い、誤解を招いてしまうこともあるようです。
能力のバラツキがあっても、才能で社会で成功していれば、障害とはならないらしい。
結局、障害とは?健常者とは?それは社会によって変動していくものなのかもしれない。