時が止まった部屋を読んだ
昨日ブログに載せた読書方法で今日も読書していた。
さらに例の読書方法にはコツがあったので、ブログ記事に付け加えておきました。
今日は、小島美羽さんミニチュア制作•文の『時が止まった部屋』という本を読んだ。
本日のNHKあさイチで #小島美羽 さん『時が止まった部屋:遺品整理人がミニチュアで伝える孤独死のはなし』が取り上げらえて話題に。特殊清掃会社に勤め遺品整理人である著者が、死と向きあってきたからこそ再現できた現場です。https://t.co/tpLhi0WVEm#NHKあさイチ 公式↓https://t.co/UbnouMFKN2 pic.twitter.com/qLICaH7TVg
— バリューブックス (@info_ValueBooks) March 18, 2020
時が止まった部屋
— 小さなネズミ (@nFJfRGuoKRXOWOU) March 20, 2020
小島美羽
気にはなっていたのですが、
図書館にありまして、
読みました。
作者の優しさが伝わって来ますね。
生きることは
死ぬことです。
どう生きるかは選べても。
どう死ぬかは選べない。#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/Lq9M4IrlzA
#小島美羽 #時が止まった部屋 #加藤甫 昨日ブログで書いた方法で今日も読書しました、問題は指が疲れるところと眼精疲労か?
— キリン@社交不安 (@kimuzonw) 2020年4月3日
時が止まった部屋ていう、遺品整理の仕事してる小島美羽さんの本読んだけど、小島さんの性格の良さが現れてるような内容だったな
ミニチュアの制作凄いと思った pic.twitter.com/VjEXbuikoO
筆者かつ、ミニチュア製作者の小島美羽さんは、孤独死の現場の清掃などの仕事を通じた実体験による経験から、「孤独死」をテーマにミニチュアの制作と文を執筆されたからか、その内容は説得力もあって尚且つ分かりやすい文章で本が構成されていたと思う。
なのでスラスラと読めた。
本を読んで勉強になったことや感じたことをブログにしようと思います。
「時が止まった部屋」から分かる、孤独死の原因
まず、孤独死の原因について、様々なケースから知ることが出来ます。
孤独死とは周囲とのコミュニケーション不足によって起こる問題と言われている。
孤独死の原因
- 高齢者が子供に迷惑をかけたくないと慣れ親しんだ家がよいと一人暮らしを望む
- 介護施設に入りたくても費用の問題や施設数が少ないなどの問題で利用しにくい
- 第一発見者になりたくない、事情聴取が面倒だからという理由で、異変に気付いても通報しない人が増えてきている。
などなどです。
僕が「時が止まった部屋」を読んで驚いた事
遺品整理をしていると、自称、友人が現れて故人の換金できそうな物や、自分が使いたい物を持ち出す人がいるという。
酷い人達もいるんだなと思った。
孤立死の死因の構成で、自殺が死因の11%を占める、という。
お風呂の追い焚き•保温機能がついている湯船のなかで亡くなると、腐敗が早まってしまう。遺体は原形をとどめないほどに溶けてしまうこともあるという、便利な世の中になったけれど、お風呂でもし孤独死してしまうと、大変な事になってしまうと思った
トイレで亡くなると発見が遅くなる傾向がある。平均して死後2,3ヶ月ほど経過している。
その理由はドアを閉めれば密室で誰かが家の窓から室内を覗き込んでも、異変に気づきにくく、ただ留守にしているだけかと見逃されてしまうからだ。
なので、トイレは気を付けた方が良いと思った。
ペットを飼っている場合、飼い主が先に亡くなってしまうケースも色々問題が発生するようです。
死後しばらくすると体液が漏れ出してしまうというのもショックです。ミニチュア写真でもこれは体液ですか?みたいな写真が幾つかありました。
まとめ
この本はミニチュアの写真で割とグロいものがある
しかし、筆者の小島美羽さんは、飼い主を失った猫を飼おうとしたり、誰も見ていないのに、亡くなった人に線香を上げていたりするそうで、この人、性格の良いひとなんじゃないかなと思って、自分も心が清らかになった気がした。
また小島さんが特殊清掃をする会社に務めるきっかけになったのは、父の死も孤立死一歩寸前だったからだという。
郵便局に勤めていた小島さんは、父の死についてずっと引っ掛かっていて、大変な仕事にも関わらず、特殊清掃の仕事をしているようです。
父の死が、小島さんが特殊清掃をする会社に務めるきっかけにもなる。ある日、知人から遺品整理や特殊清掃の仕事の話を聞いた。調べていくと悪徳業者の多い業界だということを知る。故人や家族を“金”としか見てないような業者たち。「許せない」と思った。小島さんは「遺族や故人を思いやる」がモットーの同社への就職を決めた。ただ「やはり、あまりイメージがよくない仕事のせいか…家族はこの仕事に就いたことをあまりよく思ってくれないんです」と寂しそうに話す。
この本を読むと、孤独死は怖いけど、小島さんみたいな人もいると思うと、救われた気分になる。おススメの本です。