社会は『高齢ひきこもり』を見捨てていた!?引き籠り支援の正しい在り方とは?【ひきこもりはフリーランスに向いているらしい!】
【もくじ】
- これまでの社会は中高年ひきこもりを見放してきたのではないだろうか?(希望を持てない人に希望を持たせることで社会は潤うのではないだろうか?)
- コロナウイルスとひきこもり支援
- ひきこもり支援のあるべき姿とは何か?
- 『ひきこもり・ぼっち』はフリーランス(ブロガーなど)に向いている?
- まとめ
これまでの社会は中高年ひきこもりを見放してきたのではないだろうか?(希望を持てない人に希望を持たせることで社会は潤うのではないだろうか?)
15歳から39歳までの、若年層ひきこもりの推計人数は54.1万人と言われていて、40歳から64歳までの、中高年のひきこもりは推計人数61.3万人いるといわれているようです。
いまや、若いひきこもりよりも、中高年のひきこもりの方が人数が多いという現実が露わになったといえるだろう。
実は、中高年ひきこもりが今まで少なかったというより、社会から見えなかっただけなのではないか?という説もあります。
それは、つい最近まで、ひきこもり支援事業は39歳までを対象にしてきたからです。
実際に中高年ひきこもりの存在を感じていたのは、リアルで中高年ひきこもりを目撃してきた人だけなのだろう(親・介護ヘルパーなどなど)
おそらくは支援をする制度や仕組みがないせいで、データとして数字は出てきていなかったのではないか?と推測しています。
これは、ある意味、おっさんの事をもはや手遅れだから社会は見放していたのでは無いかと思ってしまいます。
でも、よく考えたら放置したら、まずい事になるのでは無いか?というのは社会システムに疎い僕でも想像出来る事です。
多分、生活保護とかにならざるおえないと思うので、結局、社会的に支援をしたほうがリスクが減ると思うのです。
要するにオッサンこそ、優しく尊重して、自己肯定感を高めるように社会が包み込む必要があると思うのです。
社会の厳しさが、社交不安、緘黙などの喋れない症状や、発達障害の傾向をより強固な方向に導いていく側面を感じるのです。
なぜならば、怖い事を言われた、傷ついた、などの経験により、余計に喋ろうとしても喋れない事や、精神的疲労により、チャレンジする意欲すら枯渇していくと思うからです。
怠けとは違う、無意識化の恐怖に襲われてしまうのです。
雷が怖い人、地震が怖い人、それと同様に人が怖い人が誕生してしまい、それは、精神疲労を生み、生きる気力を無くしていき、社会への恨みにすら繋がりかねないのです。
犯罪者を生み出してしまう可能性もあるのではないか?
憶測で語れる事ではないけれど、僕も、就労支援、障害枠ですら、キツイこの現状の中で、社会で自己肯定感を形成できず、一歩間違えれば危ういと思ってしまいます。
希望の持てない人に希望を与える事で、社会は潤う可能性があると思います!
【日本終了】 日本を蝕む「中高年ひきこもり」、40歳超ニートが全国に70万人を超える [977261419]https://t.co/rBccIlo2Um
— 沖モメン (@okimomen) October 8, 2020
コメントなどでは障害枠で働くしかないとか、そういったコメントもあります。
もはや、ひきこもり、は障害のない人、という定義は存在しないのではないかと感じました。
コロナウイルスとひきこもり支援
コロナウイルスの影響で親の外出が減って、その結果、ひきこもる子供といる時間が増えた事で衝突するようになってしまったケースもあるという
また、コロナの影響で親が経済的に厳しい状況になって、今までは寛容的に接してきた親も、接し方がキツくなり、言い争いから暴力につながったという相談が寄せられた、という噂も目にしました。
それとは逆に、堂々と「ひきこもる」事が出来る事で、返って精神的に楽になったという、ひきこもりの方たちのインターネット上の文などを見た記憶もある。
人によって色々ということだろう。
ひきこもり支援のあるべき姿とは何か?
漫画の情報なので、これが現実にあるかは分からないけど、ひきこもり支援事業をヤクザがしているという漫画作品の情報もある。
親は、支援事業に頼む場合は、ちゃんと安全なところか確認してから依頼してほしいと思います。
#月刊チャンピオン #worst外伝 #ゼットン先生
— キリン@社交不安 (@kimuzonw) 2020年10月10日
ゼットン先生て漫画を読んだんだけど、『ヤクザのシノギのトレンドは今、もぐりの引きこもり支援業』て台詞があった
漫画では無くて、リアル社会でもあり得ると思うと怖いですね
親が引きこもり支援事業に電話してヤクザに拉致られるなんて pic.twitter.com/Z0xMVpWlea
そもそもこの社会はそこまで再参加する価値のある社会なのかという意見もあります。
理想的なひきこもり支援とは、まずは安心してひきこもれる環境を提案し、当事者に主体性を回復させた上、選択肢として社会の中で生きることもできるように導くことだろう。ところで、現在のこの社会はひきこもりがわざわざ生活習慣を変えてまで、再参加するほど価値のある社会なのだろうか。
— 渡辺 篤🌕Atsushi Watanabe (@nabe_chan_) October 6, 2020
『ひきこもり・ぼっち』はフリーランス(ブロガーなど)に向いている?
最近、人のブログなどを閲覧している、ぼっちは、ブロガーに向いているというブログを見かける。
その理由としては
- ひきこもり、ぼっち、は人とコミュニケーションを取ることに時間を割かない為に沢山の作業時間を捻出できる
- 多くの引き籠り、ぼっちは中二病や、心に棘があり、その精神状態が魅力的な文などを産み出す可能性がある
- ひきこもり、ぼっち、などの特徴がキャラとして際立つ
などなど、沢山あるようです。
そのほかにも、セドリや、WEBライターなどなど、人が怖くても収入源を確保する方法があるという。
夫はフリーランスですが何故か会社勤め、自分は利益があろうが無かろうが投資家です。ギャンブラーじゃありませんったら。
— 薬効ナシ (@yackoh0) September 5, 2020
『ひきこもり処世術』/カレー沢薫|第18回|tree https://t.co/a6PMRJsAy5
漫画家のカレー沢薫さんもフリーランスについてコラムで語っていた
ネットでフリーランスの職種について調べてみたところ、webデザイナーやプログラマーなどITスキルを用いた仕事が推奨されている。
確かにこれらのスキルがあれば、企業への社会復帰もしやすいだろう。
ただ、いきなり独立というのも難しく、スキルだけでなく、ある程度会社での実務経験、そして独立後仕事をもらうための人脈も必要だそうだ。
下手をすると、会社員時代よりコミュ力がいるということにもなりかねない。
これはどの職種でもいえることで、フリーランスになると時には自分で仕事を取ってくる営業力も必要になり、もちろん経理や事務なども自分でやらなければならない。
つまり「全部自分でやる」ということだ。
そして何度も言うが、社会補償は会社員に比べて明らかに冷遇である。
この時点で「会社で働く方か明らかに楽」と思った人も多いだろう。
実際全くその通りなのだが、世の中にはこのような万難や貧乏よりも「社会で生きていく方が耐えられない」という人間がいるのだ
つまり「フリーランスの大変さに比べたら、会社に行く方が全然マシ」と思えるのも才能の一つなのである。
その才能に恵まれた人は、ぜひその才能を生かし、これからも安定的な生活を送ってほしい。
まとめ
最近、社会は混乱していると思う。
僕の頭も混乱している。
ひきこもりが批判されやすいのは、親が金持ちで苦労をしていないせいで、嫉妬されるからなのだろうか?
ならば、親が貧乏なひきこもりは、非難から免れてもいいようなものなのに、SNSなどでも、攻撃の対象になりかねない為にある程度の肩身の狭さを強要されるだろう。
自己肯定感も形成されずらいので、結果的に楽に生きている訳ではないのに、攻撃されるのは、むしろ、弱いものイジメをしたい人の仕業なのではないか?と思うことがある。
一部の親が金持ちで、能力もあって、余裕があって、引きこもっている人をイジメるのはひょっとしたら、構わないのかもしれない。
でも、親が貧乏で、人が怖くて、能力も低くて、引きこもってる人を虐めるな、僕は今、一応ひきこもりではないけれど、一歩間違うと、そういう状態になる可能性もあるけれど、本当に社会の犠牲者といっても過言ではないんで、いじめるなと言いたい。
でも大抵人を見て虐める人々が多く、金持ちのひきこもりはガタイも大きく、頭も良く育つ傾向があるため、そういう人よりも、親が貧乏な人の方がターゲットにされやすいのではないかと思うことがあります。
その現状を考えると、ひきこもりが悪なのか、虐める人が悪人なのか、社会はよく考える時期に来ている、そう感じたのであった。