チリヌルヲワカ 「 きみの未来に用がある」
チリヌルヲワカの新作発売間近なので、過去の作品の記事に挑戦
新作情報
今回は、「きみの未来に用がある」に挑戦。
アルバム「 きみの未来に用がある」の概要
チリヌルヲワカ 通算8作目のアルバム。2017年5月10日発売。スリーピースの3人体制になってから2作目。
彼女たちにとって昨年5月発売のアルバム「ShowTime」以来およそ1年ぶり、8枚目のアルバムとなる本作。和のテイストを感じさせるチリヌルヲワカ節に「映像が美しい映画を観ている感覚を目指した」というユウ(G, Vo)の歌詞が乗った全7曲が収められる。
メッセージ動画発見。
チリヌルヲワカ、通算8作目となるニュー・アルバム『きみの未来に用がある』リリース!―Skream!動画メッセージ
ドルチェの歌詞の一節に「きみの未来に用があるだけだ」というフレーズがあり、それがアルバムタイトルになっている。
収録曲
1.「ドルチェ」
2.「クリーチャー」
3.「怒りの筆先」
4.「春は彼方」
5.「シダレザクラ」
6.「浮キつ沈ミつ」
7.「空想都市」
全作詞・作曲: 中島優美
アルバムの個人的な感想
音楽の知識が少ない僕が語っていいことかは分からないですが、一聴しただけでは、ハードさという点では少し物足りなさがあるのかもしれない。
ひょっとすると、ギタリストの坂本夏樹が脱退した影響があるのかもしれない。
なぜ、脱退したのかは、わかりません。インターネットで調べればわかるのだろうか?
明確な理由は見つかりませんでした。まあ、前作の前に脱退しているようですが、自分は前作を聴けていないのです。
坂本夏樹さんのギターの腕前を音楽素人の僕が知る由もないが、坂本夏樹さんが居た時のチリヌルヲワカの作品も好きだったので、彼のギターが良いと思えたのかもしれない、どこでユウさんが弾いてるか、坂本さんが弾いてるかとか区別できてはいないんですけどね。
しかし、その分、中島優美さんの繊細な感性が紡ぎだす、歌詞と、メロディー、ギター、をより堪能できるといえるのかもしれない。
このアルバムに収められている「春は彼方」はバラードぽい曲ですが、コーラスで今までに無いようなユウさん自身がコーラスつけてる感じのものがあったり、哀愁漂うプレイ、かつてのチリヌルヲワカでは味わえないものになっているのかもしれない。
楽器の数が減った分、一つ一つの楽器の重要性が増して、リズムが際立っている感じ、繊細で大人、素人感覚ではそういう作品に捉えました。
ハードさに欠けるといっても、「クリーチャー」「怒りの筆先」「空想都市」など、充分ハードさを堪能できる作品もある。
歌詞の内容も聴けば聴くほど、理解が深まっていきそう。
この作品を聴くと、感性がアップしそうだ。これまた、お薦めですね。