緘黙の言霊

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メカ音痴でコミュ症や社交不安や緘黙症が疑われている筆者が世の中へアウトプットするためのブログ

社交不安の原因と治療法と誤解されやすい障害などについて【セロトニンを増やすある食品とは・・・】

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今回の記事は、自分が抱えている、主要な障害名、社交不安ですが、原因についてや、意外な食物が治療に効果がありそうな事や、誤診されやすい障害名などが分かる内容になっています。

 

● 目次

社交不安の原因は何?

原因はまだ、はっきりと解明された訳ではないようですが、幾つかの説があります。

・脳内の神経伝達物質であるセロトニン*1などのバランスが乱れて、不安を誘発している

・恐怖や不安に関与する脳内の扁桃体*2が過剰に反応しているのではないか

・人前で恥ずかしい思いをした経験が引き金になった

・今までの経験から自信が持てない、その為に、周りの評価が気になってしまう。ネガティブな記憶から、人に対する恐怖感を覚えてしまう。

・遺伝(少数)

 セロトニンは大事らしい

セロトニンが足りないと鬱になりやすくなったり、やる気がなくなってしまいます。

トリプトファンというアミノ酸をとるといい。

落花生、ごま、アーモンド、かつお、まぐろの赤身、などなど・・・

合成されるのには時間がかかる。

入浴、マッサージ、甘いものを食べると、頓服的に効果がある。

入浴は半身浴で20分くらいかけて入るのが良い。

大リーガーのようにガムを噛むかことも咀嚼運動とリラックス効果があり良いらしい。

太陽の光を浴びることもセロトニンには大事です。

朝食を食べて適度な運動と陽の光を浴びる。

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バナナがセロトニンを増やすのに理想的な食品のようです。

 

 

 社交不安は大きく分けて二つのタイプがある

パフォーマンス限局型

限定したシーンにだけ強い恐怖を感じる

 

全般型

 

人と接することや社会全体のあらゆる場面で恐怖を感じる

 

社交不安の治し方は?

 

今でも、賛否両論あると思います。

病院に行って薬を使って治す

社交不安は病気では無いという人もいます。

しかし、社会の変化により、障害は変化するものらしい、人に脅えて、緊張して、パフォーマンスが極端に低下していても、それらの人を受け入れてくれる社会ならば確かに障害とする必要は無いのかもしれない。

しかし、今の社会はコミュニケーションが下手な人に対する受け入れが寛容ではないと思われるので、社会生活が困難になってしまい、障害名化するほどの病気となったのではないだろうか?

不安や緊張で、行動に制限がかかり、社会生活に支障をきたしている場合、その行動パターンを変えるために、薬の力を借りて、不安や緊張を抑えて、新たな行動パターンを身につけられるケースがあるため、薬が有効な場合があるようです。

 使用する主な薬の種類

 

・SSRI(エスエス‐アール‐アイ)

Selective Serotonin Reuptake Inhibitor選択的セロトニン再取り込み阻害薬

セロトニンが不足するのを防ぐ

・ベンゾシアゼピン系抗不安薬

 

 薬を使わず認知療法などで治す

 

 

社会不安障害は治すべきなのか。そもそも病気なのか。 - 社会不安障害をぶっとばすブログ

参考になります

2019/03/21 16:14

 精神病に使われる薬は、副作用があり、リスクもあるという意見も多いと思います。

薬は麻薬と一緒だ、というような事を聞いたこともあります。

 

社交不安は誤診されやすい

統合失調症と誤診されやすい

 

diamond.jp

 

同クリニックの医師が、父親に連れられて来たカオリさんを診たところ、社会不安障害と診断された。

 ところが、カオリさんは最初に行ったクリニックでは、「統合失調症」と診断されていた。「人の視線が気になる」「自分の悪口を言っているのではないか」など、いかにも統合失調症を思わせる症状が出ていたからだ。しかし、統合失調症として抗精神薬などの投与を受けたところ、副作用などで具合が悪くなって、病院に入院までさせられたという。

 「実は、社会不安障害と、もっとも識別しなければいけない疾患は、妄想型障害であり、統合失調症なのです。社会不安障害統合失調症は勘違いされやすく、見た目で判断するのは難しい。もちろん診たところ、本当に統合失調症の方も結構いらっしゃいますが、全国には誤診されている人も、かなりいるのではないでしょうか」(渡部理事長)

双極性障害と誤診されやすい

 

その他の治療説

  • 逆に人を観察して、相手が、何をやろうとしているか、言おうとしているか、じっくり見てみる
  • 過去の嫌な人へのイメージ、価値観、を変える。出来事は変えられないがイメージを変えることは出来る。
  •  他のブログを参考にさせて頂くと、他にも色々あります

    認知行動療法ラクセーション(漸進的筋弛緩法や呼吸法) 認知再構成法 社会技能訓練 曝露療法(単独または集団) 森田療法

    社交不安症/社交不安障害 - therapilasisのブログ

     

社交不安と合併する症状

  発達障害緘黙うつ病、なども合併する症状としてあげられる。 

緘黙や吃音も社交不安と合併しやすい症状のようです。自分も、見事に合併しているのかもしれない。

社交不安症/社交不安障害 - therapilasisのブログ

なるほど。参考になります

2019/03/24 16:43

 

他の不安症、うつ病、物質使用障害、双極性障害醜形恐怖症、回避性パーソナリティ障害との併存が多く、子供では高機能自閉症と選択的緘黙との併存が一般的

社交不安症/社交不安障害 - therapilasisのブログ

 

まとめ

社交不安のある方で、頭では色々考えているけれど、行動に至るまでに自分の中に葛藤があり、結果、行動に結びつかず、何も出来ないというケースがあると思います。

これは自論ですけど、 過去のトラウマや、ネガティブなイメージが無意識を占領していて、意識的に改善するのは神業なのかもしれません。

わからない人には誤解されてしまうし、様々な合併症に陥りやすいということが、分かりました。これからも、社交不安について、もっと、他のブログや本や動画などもあったら見たり聞いたりして勉強していきたいと思いました。

また、新たな事がわかったら、ブログに追記していこうと思いました。

 

 

 

 

*1:生理活性アミンの一。生体内でトリプトファンから合成され、脳・脾臓・胃腸・血清中に多く含まれる。脳の神経伝達などに作用するとともに、精神を安定させる作用もある。脳神経系に存在するセロトニンは、うつの原因ともされるドーパミン不足の調節に関与し、心身を安定させるように働く。したがって、ストレスなどが原因でセロトニン不足が生じると精神の安定が保てず、うつ病不眠症などになる。また、睡眠のほか、生体リズムや体温調節などにもかかわっている。

*2:神経細胞の集まりで情動反応の処理と短期的記憶において主要な役割を持ち、情動・感情の処理(好悪、快不快を起こす)、直観力、恐怖、記憶形成、痛み、ストレス反応、特に不安や緊張、恐怖反応において重要な役割も担っています。