緘黙の言霊

緘黙の言霊

メカ音痴でコミュ症や社交不安や緘黙症が疑われている筆者が世の中へアウトプットするためのブログ

発達障害の人の内面は見えないのに、どうして人に興味が無いと分かるのだろうか?

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あなたの隣の発達障害

 最近、読んでいる本は『あなたの隣の発達障害』という本です。

発達障害の本を読むと、やはり自分は発達障害なのかもしれないと思う。

でも、それが分かる検査とか受けるのは大変だし、人と接する事に臆病なので、重い腰が上がらないし、面倒だと思うので真相はわかりません。

 

そもそも、自分が何かの障害とか断定されることよりも、自分が実際、生き辛いかどうか?が重要な事だと思う。

 

生き辛いのに、障害ではありません、て言われたとしても、生き辛さは消えて無くなる事はないから意味ないし、障害て言われても、なんらかのメリットがある場合を除いてそんなに意味ないと感じてしまう。

 

今回はそんな発達障害の謎に少しでも迫りたいと思うし、自論を憶測で展開させてみたいと思います。

 

ブログとはそもそも、自分の意見をアウトプット出来るかどうかも大事なんだと思う。

発達障害は何故、早期対応が望ましいのか?

発達障害に早期対応が望ましいのは、発達障害を放置しておくと、より深刻な二次障害に至ってしまう可能性が高いからです。

 

二次障害を発症してしまうと、不調の原因がどれか分かりずらくなってしまい、治療に時間がかかるケースが多い。

 

例)

•うつ症状を訴えて来院する人の中に、発達障害の特性が隠れている人が時々います。

 

•ギャンブル依存など、何かにのめり込んでしまう人の中に、背景に発達障害があることがあります。

 

 

単純なうつ症状と背景に発達障害がある人のうつ症状では治療のアプローチが少し違う。見誤ると、治療してもよくならない、ということにもなりかねない

 

発達障害が問題化される理由

発達障害の特性が目立つか目立たないかは当事者の行動と、その人が普段暮らしているコミュニティ(地域や学校、会社など)の常識がズレているかどうかで決まる。

特性が合っていれば発達障害とすら思われない事もあり得ます。

 

発達障害は色々な人がいて優秀な人もいるので、場合によっては支援されなくても成功してる人もいるんだと思う。

 

社会性にも発達段階がある

 社会性とは心理学的には、自己形成社会化と言われている。

自己形成は自己主張や自分を表現する中で育つものといわれている。

社会化は人との関係から学んでいき、社会の中にあるルールやふるまいを身につける事です。

 

自分で考えて行動できて、その判断が社会で受け入れられるものになっていることが大切です。

 

社会性にも通常、発達の順序がある

例)友達に噛みつく

1歳ではよく見れる行動だけど、小学生になってもやっていると可笑しい

 

発達するにつれ、新しい判断基準を獲得して沢山の判断基準をもち選択するようになり、その判断には個性が出ます。

 

見えない内面は未知の世界ではないだろうか

 自閉症スペクトラム障害の人は視線が合わせずらい、とか、人に興味を持たない、というような事が書いてあるのを見た。

 

自分が自閉症スペクトラム障害かもと思ってその診断基準を読んでみると、なんとなく、観察者がそう思うという事を元に書かれていると感じた。

 

例えば、僕を客観的に見れば、視線が合わないとか、人への興味がない、と感じる事もあり得ると思うけれど、それと、僕の内面は別であって、視線を合わせたくても恐怖で反らしてしまう、とか、人への興味があるけど怖くて人に近づけない、など、その人の内面は未知な部分が大きいのではないか?と思います。

 

専門家の人は色々な臨床経験があるので、わかることがあるのかもしれません、これは僕個人が狭い視野から思うことです。

 

 

まとめ

問題行動もある種の成長のプロセスて言ってる人もいました。

 

自分も作業所でもスタッフに密かに反発したりしていた、緘黙で誰も気が付かなかったけど、遅い反抗期なのかもしれない。その反抗期が満たされないまま、ずっと続いている気がする。

 

大分歳をとってしまった今も、順調に成長してこなかった自分を感じてしまう。

あるスタッフがメンバーの事を

「まさか、今更、反抗期?」みたいに言う現場を目撃したこともあるけど、障害を持っているということは、乗り越えられなかった問題があるから、いつ反抗期のような精神状態になっても、見下すようなものではないと思う。

 

僕が今まで立派な大人に進化してこなかったのは、社会性の発達が年相応では無かったのと、周りにも気付かれにくかった為に適正な支援、指導が行われなかったせいでは無いかと思った。

 

理解されずらいのは、やはり、喋るのが苦手だというハンディキャップも大きいと思う。それを根幹にして、あらゆる誤解が広がると思う。

 

あなたの隣の発達障害という本は、発達障害の人が近くにいる人におススメの本です。