緘黙の言霊

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メカ音痴でコミュ症や社交不安や緘黙症が疑われている筆者が世の中へアウトプットするためのブログ

【8050問題 中高年ひきこもり、7つの家族の再生物語 [ 黒川 祥子 ]】8050問題の本を読んだら安心感を得られた!

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マロンマロンさんによる写真ACからの写真

8050問題 ~中高年ひきこもり7つの家族の再生物語~という本を途中まで読んでいます。

 

 

 

まだ途中までしか読んでないけど色々思うこともありました。

正直、障害枠で働いて、肉体的にも僕には限界値を感じてる。

そんな時でも熱いハートが僕をブログの執筆へ駆り立てた。

本の紹介をするつもりが、福祉ですら差別されてしまった悔しさへの怨念のような内容になってしまったことを少し反省しています。

 

 

黒川祥子さん著書の8050問題、おススメです

黒川祥子さん著書の『8050問題 ~中高年ひきこもり7つの家族の再生物語~』

という本は、138ページまで読みましたが、色々な人の壮絶なひきこもり体験談、支援者の人の行政に対する支援の間違いを指摘していたり、かなり読み応えある本だと感じている。

 親の問題が多いという印象でした。

読んでいると何故だか、自分だけが、可笑しな人生を生きてきてる訳じゃないんだって安心できる部分もあるし、自分が言語化出来ない言葉を代弁してくれてる感じもした。

 

ただ、今のところ、親が金持ちな当事者が多すぎて、そこだけがちょっと自分とは違うなと思ってしまう。

twiiterもやっている、ぼそっと池井多さんの体験談も序盤に掲載されていました。

 

 その他の感想

 

支援には分析が必要に共感しました

『8050問題 ~中高年ひきこもり7つの家族の再生物語~』という本の中には、ひきこもりの原因を分析することの重要性が書かれていた。

 

ひきこもりだから、障碍者ではないとは限らない、バックグラウンドには発達障害、社交不安障害、緘黙症、などが隠れていると思うので、僕は、そうだ!支援に必要なのは、その分析なんだと、その部分に同意しました。

 

少し昔の話だけど、スタッフに「社交不安なんです」と言っても、「そうかもしれないね、それで?」て感じだったのです。

緘黙症に至っては知らない人の方が多いと思います。

知っていても「ああ、そうかもね」

という程度です。それに合った支援などは支援者ですら知りません。

僕のような人間が喫茶店で働いていたのがその証拠とすら言えると思います。

人は自分が出来る事は人も出来ると思いがちですから、喋ろうとすれば喋れるんでしょ、そう思ってしまうんでしょうね。

 

 

ひきこもりの支援は脆弱なので障碍者支援に行く人が今後も増えると思う

ひきこもりは、社会保障で保護しなくて良いので、国には都合が良いと思います。

でも、親が金持ちではなければ生活保護になる人が増えるんではないかと、日本の未来が心配です。

 

僕は福祉の就労支援を受けなければ、世間に出れなかったとは思います。

だから、感謝すべき事だと客観的に見て人々は思うことでしょう?
それは一理あります。


でも、僕は自分に嘘をつく事はもう出来ないのです。

感謝を超える悔しさの思いを吐き出す為にブログをやっているというのもあるのです。
正直、就労支援でも作業所のスタッフとすら本音を話せるところまで行けなかったし、常に不安と追い詰められる感と劣等感に脅かされてた気がする。

その過去の話は既に少しずつ記事にしていってます

 

kannmoku.hatenablog.com

 


茶店の就労支援をしていた時に
ボランティアさんが囁いてるのが筒抜けに聞こえてきた時あって、僕に対して「ああゆう人はどうするんだろうね?」とか「でも親が家に閉じ込めちゃったら大変よ」て言ってたりする声が聞こえた。

 

僕は障碍者というより、薬を飲んでいなかったから、ひきこもり、の要素が多かったので、他の普通にボランティアさんと話している障碍者のメンバーと比べると、親しみが持ちずらかったのかもしれない。

 

 少し前の先輩に、最初は喋らないけど、慣れてくると喋るし能力の高い人がいた。

その人と自分は比較されていた気がする。

「〇〇君も喋れるようになったもんね」と。

最後の方まで喋るようになれなかった僕に対して

「やろうとしても出来ない人がいると分かった」

みたいに言ってる人が僕は内心、傷ついた。

なんか、そうだけどさ、僕の立場になってみろよ、てそっちが勝手に勘違いしてるんじゃないの?て、勝手に人に期待して。

 

支援というのは、支援する側の自己満足になって、支援される側が内心、ズタボロになってるんだったら、本当、やってることは自己満足だよて、それで良い事してるて思ってるんだったら、可笑しいです

 


ソフトバレーでは、見返してやりたいと思って、瞬発力を出して活躍出来た時もあったと思う
でも、仮に活躍出来たとしても「良くやった」て言われて、僕はいつから、一部の中心人物たちの奴隷のように役に立つ事だけを求められる存在になったんだと思った。

逆に活躍出来なければ、睨まれたりして。

帰宅部だった僕にはその複雑な感情を処理する事は無理だと思った。

見返してやりたいと思ってソフトバレーを継続する事は、一般就労して、それだけで肉体的に限界の僕には無理だと思った。

常に風邪を引いてるような状態で試合に出ることに危機感を覚えた。

でもソフトバレーで一矢報いる事が出来た事だけが救いでした。

それが無かったら僕は話さない、仕事も出来ない、何も出来ないと見下されていて終わっていたでしょうね。

 

 

さいごに

今日は仕事で疲れているのでこれくらいにしたいです。

 

読み終わったら、また、記事を書けたらいいなと思っています。

 

内容的に、壮絶な人生を生きていた方の体験談多くて、ひきこもりの方が自分だけじゃないと励まされたりしそうな内容で、おススメの本です