緘黙の言霊

緘黙の言霊

メカ音痴でコミュ症や社交不安や緘黙症が疑われている筆者が世の中へアウトプットするためのブログ

私の家政夫ナギサさん第4話を観た。陰キャ差別か!?馬場穣二(水澤紳吾)さんは緘黙症?馬場さんに対する扱いが酷過ぎる!!

家政夫ナギサさん

 

ドラマ、私の家政夫ナギサさんは割とネット上でも好評らしいし、僕も、楽しく見ていました。

 

でも、第4話を観賞している時に、自分が無口なだけに、ショックな場面があり、少し興ざめしてしまった。

 

この差別社会に少しでも影響与えられたら、と思うけど、まともな文章を制作できない。しかし、何もしないよりは何かをしたいと思って、ブログをしています。

 

 

 

誰も注目しない無口な中堅社員の水澤紳吾さん演じる馬場穣二に対する台詞が納得いかない

無口な中堅社員の馬場穣二(水澤紳吾)さんというキャラがドラマで出てくるのですが。

馬場さんが何か喋るたびに「突然、何?」 みたいな反応をされるのです。

しかも、そんなに変な事、言ってないのです。

それにも関わらず、喋ったよ、みたいな反応をされてしまうのです。

 

第4話では、その差別的対応があからさまに酷かったのです。

 

馬場さんが結婚指輪をしていることを、高橋メアリージュン演じる陶山薫が発見して「普段、何も喋らない馬場さんが結婚出来るなんて信じられない」

みたいな事を言い出したのです。

しかも、「私にとって馬場さんは草食系というか、植物そのもの」

みたいな事を言っていた。

 

ある若手社員に対して「お前は空気になってろ、馬場さんのように」

みたいな事を言っていたのです。

 

馬場さんが聞こえてる距離で言っていた

傷つかないのだろうか?

まるで陰キャは何考えてるか分からないから、傷ついても良いとすら思っているように思えた。

 

そもそも、喋れないから感情も無いんだろうと思っているように思えてしまった。

 セクハラ、モラハラはあるのに、インハラ(陰キャハラスメント)もしくは、ヨウハラ(陽キャによる陰キャへのハラスメント)は存在しないのだろうか。

 

こんな世界では、ひきこもり、ニートは増えるばかりではないか、そう思ってしまった。

たかだかドラマだと言うけど、その世間への影響はあると思う。

オフィスで馬場さんのような人が、ドラマで言われていたように言われてしまうかもしれない。

イケメンと美女と陽キャ、エリート達のステージ、それがドラマと現実なのか?

 正直、言うと、馬場さんは、自分よりは喋っているように思えた・・・

それにも関わらず

「何を考えているか分からない」

と言われてしまう事に危機感を覚えた。

 

ひょっとしたら、馬場さんも、緘黙症や社交不安があるのかもしれない。

何を言って良いか分からず、思い切って発言してみると、突拍子もない発言になってしまい「突然、喋ったよ」みたいに言われていると思うと、辛くなってきた。

 

所詮、ドラマといえばそれまでだけど、この制作をした人の頭の中では、こういう人いるよね、と思いながら、台詞などを考えたと思うと、その人にとっては無口な人はそう映っているんだろうな、と感じた。

 

自分と似たキャラが酷い扱いを受けているのを真のあたりにしてしまうと、楽しく見ていたドラマも少し興ざめした気分になってしまった。

 

それまで、多部未華子可愛いなと思っていたけど、なんかイケメン、可愛い女子の狭間にわき役としての陰キャがいると思うと、切ない気分になった。

 

世の中の主役として、陽キャ達はこの世界を闊歩している。

植物系、草食系のプライドをズタズタにしながら?

 

まとめ

つい感傷的になってしまいました。 ドラマは楽しく観るものですよね。不快になられた方がいたらすいません。

 

でも、このドラマを観る際、イケメン、美女ばかりでなく、馬場さんという存在に注目してほしいとも思った。

 

 ドラマという影響力の高いもので、陰キャ差別が広がるのは嫌だと思う。

むしろ、誰かが、陰キャが素敵だと洗脳するドラマを制作していってほしいと思っている。

無口カッコいい結婚したい、そういう風に洗脳してほしいとすら思える。

無口には現実的な問題点があるかもしれないから難しいとは思いますが。

この小さなメッセージがドラマ制作現場まで届いて世の中変わらないかな。

 

 

原作では馬場さんはどういう感じなのか気になるところです。