緘黙の言霊

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メカ音痴でコミュ症や社交不安や緘黙症が疑われている筆者が世の中へアウトプットするためのブログ

【元go!go!7188】中島優美【現チリヌルヲワカ】ソロアルバム【てんのみかく】 はバラエティーに富んだサウンド 天才は若い時も天才だった

【ゆう】の【てんのみかく】というアルバムを聴いて

 今の時代はネットに詳しくなくても、インターネットの動画共有サイトなどで好きなアーティストの音楽を聴くことができます。

今日もお薦めの音楽を紹介しようと思います。元go!go!7188、現チリヌルヲワカ中島優美さんは、単独ソロアルバムも一枚この世に生み落としていたのです。

その音楽を聴いているうちに簡単に言うと天才は若い時から才能の片鱗を随所に感じさせ、そして、若いからこその探求心、実験精神、チャレンジ精神を感じさせるような作品なのではないか?と思いました。

 

 Wikipediaオリコンチャート

  • 週間43位オリコン
  • 年間984位オリコン、2004年) ではこんなんだけど、内容的には良い作品だと思います。

バラエディーに富んだサウンドの全10曲

収録曲

1. 「蓮」
2. 「終末」
3. 「黒蜜」
4. 「蜜月」
5. 「戦場のチェリー」
6. 胡麻擂り」
7. 「甘い水」
8. 「葉月」
9. 「天邪鬼」
10.

「小豆」

 

 

ソロだからこそチャレンジ?幅広いサウンド

1曲目には最初に虫の鳴き声みたいなものがはいり、つぶやきのような早い口調で歌詞を展開させる。とっつき憎い楽曲かもしれないけれど斬新さを感じる、何故か戦場のメリークリスマスを思い出す?

1曲目にこんな曲を持ってくるなんて、天邪鬼?

戦場のメリークリスマスも思い出すし、ビートルズシタールを使ったインド音楽の曲にも似てる、ロックの神髄を知っているからこそ、この曲を作ったと思う。


Hachisu - Yuu [蓮 ゆう(中島優美)] With lyrics

 

なんだかんだで2曲目が一番好きかもしれない、おそらく、多くの人が名曲て思うような説明不要の良い曲、王道、1曲は王道入れるだろうな当然。

 


Shumatsu - Yuu [終末 ゆう(中島優美)] With lyrics

4曲目の蜜月はデジタルロックぽい、今までの中島優美作品にはないような曲だと思います。インド楽器ぽい音も入って、まるで、洋楽のハードコア?みたいなバンドの音作りの雰囲気を感じます。

音楽的知識に乏しいので、拙い説明になってしまってもうしわけないのですが。


Mitsugetsu - Yuu [蜜月 ゆう(中島優美)] With lyrics

 

打って変わって次の曲、戦場のチェリーでは、完全にジャズ


Senjo no cherry - Yuu [戦場のチェリー ゆう(中島優美)] With lyrics

 

blog.livedoor.jp

このアルバムは GO!GO!7188 のボーカルとギターを担当しているユウこと中島優美さんのソロプロジェクトの作品で2004年にリリースされた「てんのみかく」というアルバムです。

このアルバムは GO!GO!7188 のアルバム以上に不思議な雰囲気を持った作品で、中島優美ワールド全開の仕上がりとなっています。

ちょっと驚いたのはジャズ系のミュージシャンも参加しているということ。最近ソロアルバムをリリースした大槻"kalta"英宣さんも参加しており、ジャズっぽいサウンド作りに貢献しているのです。

 最後の曲、小豆は終盤オーケストラとギターの音が絡みあって、壮大、だなて感動します

 

アルバムを聴いてみて想うこと

go!go!7188チリヌルヲワカはバンドという固定メンバーがいて、使用されてる楽器なども決まっていることが多かったように感じます。

このアルバムはピアノなどの音も頻繁に登場します、しっとり聞かせるようなバラードも多い、一曲の中にテンポやテンションが変わる曲も多く、中島優美さんの作品の中で、今なお異質性を放っていると思う。

全体を通して、バラードぽい曲とアップテンポの曲が交互に訪れる感じで、一曲の中に浮き沈みがあるような構成、バラードも単なるバラードでは終わらないという執念すら感じる。

作詞作曲全て中島優美さん、go!go!7188にはない詩の世界を展開していて、言い方は悪いかもしれないけれど、ダーク、というイメージが全体に漂うけれど、それがまた素敵だと思う。

 

 

 

 

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